平成元年/令和元年

当人に了承を取っていないので、詳細は控えるが。
息子が先日、結婚した。
平成元年生まれの息子が、令和元年に新しい家庭を持った。
感慨深い。 実に感慨深い。

今年の母の日に「昨年末から婚活していた」「結婚したいと思える人が出来
た」とのメールを、息子がよこしたのが事の発端。

実はその直前に、実家の母の大腸癌罹患(>それも複数転移まであるという
おまけ付き)が分かり、実家に暫くの間家事支援に行く事を決めた所だった
ので、翌月参加を予定していた<書きおろし童話展2019>の準備を急いで始
めていた矢先だった。

毎年頂く年賀状にも近年「子供が結婚しました」やら「お祖母ちゃんになり
ました」等々のコメントが増えてきて、創作のお仲間からも「こういう事は、
或る日突然やって来る」と聞いてはいたのだが。

……本当だった。

正月と5月の連休に帰省した際もそんな素振りは一切見せず、直後の母の日
に「どかーん!」……である。 我が息子ながら、なかなかやりおる(笑)。
出展用の原画にペンを入れ始めた所だったが、メールを読んでから情けない
事に手が震え出してしまって「これはものにならない」と判断。 その日の
夜なべを諦めた。

その後5月下旬から、私自身が体調を崩して10月上旬に実家を引き上げる
までの約4ヶ月半の間、母の大腸癌摘出手術、書きおろし童話展出展、母の
肝臓癌・肺癌の化学療法、主人に画材や道具を実家に送ってもらっての東京
展出展のための絵本作り……と、オセロゲームの盤の上で白と黒が増えたり減
ったりするような変化に富んだ毎日を送った。

そんな日々を過ごしつつ、その合間を縫うように、将来我が家の娘となるお
嬢さんとの会食、その御家族との顔合わせ、母の容態への一喜一憂、東京展
<絵本の部屋>の賞受賞、そして先日の結婚式……。

新緑の季節からこの師走に掛け、色々あった令和元年だった……いやいやまだ
まだ。 来週は母の検診に合わせて4日ほど上京して家事を手伝い、化学療法
点滴の針を抜いてやらねばならない。

来年も書き下ろし童話展や東京展に参加するつもりだし、勿論、母にも良くな
ってもらいたいし。 取り敢えず、依頼されているイラストを描かねば……。
16日に参加申し込み締切を迎える<書きおろし童話展2020>用の作品の粗
筋も用意して、絵本テキスト公募へも挑戦して。 年末の風物詩、年賀状やク
リスマスや正月の準備もしなければ。

ありゃ、もうこんな時間か……まぁ、取り敢えず、夕飯を作ろう(笑)。

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