振り返ると……

ベランダに鎮座しているミニバラとゼラニウム。

根に負担が掛かると思い、咲き終わっては切り戻し咲き終わっ
ては切り戻ししていると、年がら年中花をつける。
特に植え替えもしていないし、水やりの他は思い出したように
肥料をやるだけで、毎回同じような大きさの花を咲かせる。
いや、むしろ、数も多く、花一つ一つが大きい時もある。

我が家に来てそろそろ四半世紀になろうかというアカミミガメ
のチビと、ゼニガメのゼニ。

餌は人工餌のみ。
水槽に日向ぼっこ用の<島>と敷石と水を入れてあるだけで、
その水が汚れたら取り替えて水槽を洗うくらい(>主人が)。
野生のカメの生態を想像して温度管理もしていないが、特に具
合が悪くなる事も無い。
寒冷期は、ただ大人しくなるだけ。

さて。

親は結局、子供にはきっかけを与えてやればそれで良く、手を
掛け過ぎたり口を挟み過ぎたりしない方が良いのかもしれない
……なぁんて事を、子供が所帯を持ってからも、ふと考えたり
している昼下がり。

発端は、主人と結婚した後、新婚旅行を終えてその足で実家に
顔を出した時、義父が私をご近所の方に紹介する際に、「これ、
わしの娘」と言ってくれた事を思い出して。

「この主人の両親を悲しませたり困らせたりする事は、絶対に
出来ない。 してはならない」と、当時密かに心に決めたっけ。

なので、外に働きに出る主人にはその仕事に集中してもらうべ
く、なるべく実家との間に問題が起こらないよう、家の中に問
題を生まないよう、自分なりに注意を払ってきたつもり。

両親に特に感謝しているのは、我々夫婦の子育てに一切口を挟
まなかった事。 これは今後見習いたい事の筆頭に挙げられる。

親に口を挟まれない分自然に、子育てには自分なりに責任を持
つという意識が働くようになるし、こちらにとって不必要な事
を言われない事が分かっているので、いざ子供の事で何か気に
なる事や困った事が出てきた時に、ご機嫌伺いと称して電話を
掛けては、義母に気軽に相談する事も出来た。

私を育ててくれた親の経験談の他に、主人を育ててくれた親の
経験談も容易く得られる環境が自然に整っていったわけ。

時を前後して、義妹にも子供が出来た事も大きかった。
年に2回ほどは実家に顔を出し、一緒に遊べる年の近い従兄弟
もいて、両親に子供の成長を見てもらう事で、少しでも安心し
てもらえる。
義妹と子育てのあれこれの話も出来る。 が、お互いの子育て
について、ここでも必要以上の干渉はしないのが暗黙のルール。

控える所は控え、待つべき時は待ち、働き掛けるべき時は速や
かに動く。

これって子育てに限らず、色々な事に共通するなぁ……。

送りつけ詐欺にご注意を

先日夫の携帯に、実在する宅配会社名で、注文した覚えの無い食材定期配達
連絡が入った。

国税庁のサイトでその食材販売会社を検索すると、実在せず。
そもそも、食材を配達するのに時間指定無しは有り得ないし、22時を過ぎ
ても配達されてこない。

これは明らかに送り付け商法と判断し、無視する事にした。

うちはある食材販売会社を利用しているので、たまたま違和感を覚えること
が出来た。
注文したかどうか含めて記憶が定かでなく不安な時は荷物は受け取らず、宅
配会社に留め置けば良い。
確認出来たら受け取れば良いし、確認出来なければそのまま先方に送り返し
てもらう。

今回は実在する宅配会社を名乗っていたので、送り付けてきたメールに返信
する形で「まだ届かない」とこちらから問い合わせでもしたらのこのこやっ
て来て商品を押しつけるつもりだったのだろうか。

全く、油断も隙もない。

日を違え、実在する宅配便会社を語ったメールが、今度は私の携帯に届いた。

今度はお節料理の配達連絡である。

送り状番号も桁数が違うしデタラメ。 食品なのに時間指定なし。 発送元
は最近見聞きする社名に似た紛らわしい名。 案の定、実在しなかった。

というか、お節料理の発送は普通12月末じゃなかろうか(笑)。
勿論無視&破棄。

皆様もお気をつけて。

平成元年/令和元年

当人に了承を取っていないので、詳細は控えるが。
息子が先日、結婚した。
平成元年生まれの息子が、令和元年に新しい家庭を持った。
感慨深い。 実に感慨深い。

今年の母の日に「昨年末から婚活していた」「結婚したいと思える人が出来
た」とのメールを、息子がよこしたのが事の発端。

実はその直前に、実家の母の大腸癌罹患(>それも複数転移まであるという
おまけ付き)が分かり、実家に暫くの間家事支援に行く事を決めた所だった
ので、翌月参加を予定していた<書きおろし童話展2019>の準備を急いで始
めていた矢先だった。

毎年頂く年賀状にも近年「子供が結婚しました」やら「お祖母ちゃんになり
ました」等々のコメントが増えてきて、創作のお仲間からも「こういう事は、
或る日突然やって来る」と聞いてはいたのだが。

……本当だった。

正月と5月の連休に帰省した際もそんな素振りは一切見せず、直後の母の日
に「どかーん!」……である。 我が息子ながら、なかなかやりおる(笑)。
出展用の原画にペンを入れ始めた所だったが、メールを読んでから情けない
事に手が震え出してしまって「これはものにならない」と判断。 その日の
夜なべを諦めた。

その後5月下旬から、私自身が体調を崩して10月上旬に実家を引き上げる
までの約4ヶ月半の間、母の大腸癌摘出手術、書きおろし童話展出展、母の
肝臓癌・肺癌の化学療法、主人に画材や道具を実家に送ってもらっての東京
展出展のための絵本作り……と、オセロゲームの盤の上で白と黒が増えたり減
ったりするような変化に富んだ毎日を送った。

そんな日々を過ごしつつ、その合間を縫うように、将来我が家の娘となるお
嬢さんとの会食、その御家族との顔合わせ、母の容態への一喜一憂、東京展
<絵本の部屋>の賞受賞、そして先日の結婚式……。

新緑の季節からこの師走に掛け、色々あった令和元年だった……いやいやまだ
まだ。 来週は母の検診に合わせて4日ほど上京して家事を手伝い、化学療法
点滴の針を抜いてやらねばならない。

来年も書き下ろし童話展や東京展に参加するつもりだし、勿論、母にも良くな
ってもらいたいし。 取り敢えず、依頼されているイラストを描かねば……。
16日に参加申し込み締切を迎える<書きおろし童話展2020>用の作品の粗
筋も用意して、絵本テキスト公募へも挑戦して。 年末の風物詩、年賀状やク
リスマスや正月の準備もしなければ。

ありゃ、もうこんな時間か……まぁ、取り敢えず、夕飯を作ろう(笑)。

放送法は何処へ?

放送法の第四条にこうあります。(電子政府の総合窓口e-Gov/放送法より)

第四条
放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送
番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一 公安及び善良な風俗を害しないこと。
二 政治的に公平であること。
三 報道は事実をまげないですること。
四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明
  らかにすること。

さて。

即位礼正殿の儀の今日は、朝から夕刻までずっとNHKを録画していました。
そこでやはり解説に出てきたのは、皇位継承に関する<心配>や、女性天皇・
女系天皇に関する話題でした。 それも、時間を置いて、繰り返し繰り返しで
す。

不思議なことに、女性天皇や女系天皇に関しての詳細な解説は為されません。
さらに不思議なことに、女系天皇についてきちんと理解しているとは言えない
状況でのアンケート結果(その支持が7割であるということ)を、繰り返し繰
り返し放送するのです。

おまけに、放送法第四条の四に<意見が対立している問題については、できる
だけ多くの角度から論点を明らかにすること>とありますが、皇位継承の問題
については「女性にも」という意見がある一方で、「旧宮家の皇籍復帰を」と
いう意見もあるのですが、その意見は全く取り上げられません。

確か、国会演説や予算委員会質疑などで、総理大臣が旧宮家の皇籍復帰を含め
て今後議論する事が望ましい云々と答弁していたと思うのですが……。

公共放送がそういう姿勢では困ります。
こんな事だから、「NHKをぶっ壊す」等と標榜する政党が出てくるのです。

NHKは何故、旧宮家の皇籍復帰の意見を紹介しないのでしょうか。

以前もご紹介しましたが、水間政憲著/PHP研究所<ひと目でわかる/戦前
の昭和天皇と皇室の真実>という本に、興味深いページがあります。

DSC_0837.JPG

旧宮家には現在、結婚適齢期の男子の方々がかなりの数おられ、秋篠宮悠仁親
王殿下とほぼ同学年の男のお子様も、5人ほどおられるそうです……。

旧宮家の皇籍復帰が叶えば、<男系皇位継承は安泰>なのではありませんか?

もう一度、書きます。

NHKは何故、旧宮家の皇籍復帰の意見を紹介しないのでしょうか。 NHK
は何故、女性天皇や女系天皇に関して詳細な解説をしないのでしょうか。 N
HKは何故、曖昧な条件のままのアンケート結果を繰り返し繰り返し報じるの
でしょうか。

背筋が寒くなってくるような気がするのは、私の気のせいでしょうか。

即位礼正殿の儀……新聞社の報じ方の違い

我が家は、毎日新聞と産経新聞を購読しています。
即位礼正殿の儀を迎える今日、それぞれの朝刊ではどのような報じられ方をす
るか。 比較してみると、なかなか面白いです。

DSC_0834.JPG

右の産経新聞は、日付が通常よりも大きく表示され、<即位礼正殿の儀の日>
の表示と共に国旗があしらわれています。
記事も、天皇皇后両陛下のお写真と共に、1面トップの扱い。
中面にも関連記事が8ページ程に渡って掲載されています。

方や左の毎日新聞は、国旗も無ければ両陛下のお写真も無いし、扱いもごく普
通の記事のよう。 これでは今日が何の日だか、パッと見ただけでは良く分か
りません。 関連記事も中面に3ページ程。 大手の新聞社がこれでは寂しい
なぁと思いました。

読売新聞や朝日新聞はどうだったのかしら。
機会があったら、図書館で眺めてみようと思います。

即位礼正殿の儀

本日、厳かな雰囲気の中で即位礼正殿の儀が執り行われ、天皇陛下におかれま
しては、古式装束<黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)>に身を包み、玉座<
高御座(たかみくら)>にお上りになり、即位を内外に宣明されました。

ここに、謹んでお慶び申しげますと共に、天皇皇后両陛下の益々のご健康と、
皇室の弥栄を祈念致します。

今日は朝からNHKを録画しっぱなしでした(苦笑)。
昨日は国旗を洗って干してアイロンをかけて和室に飾りました。 最近神社巡
りを趣味にしている夫が、朝起きると日の丸を拝めるのでご機嫌です(笑)。

DSC_0831.JPG

名古屋は、賢所大前の儀が執り行われた午前9時頃から、晴天になりました。
名古屋の熱田神宮には、三種の神器の一つである天叢雲剣(あめのむらくもの
つるぎ/草薙剣)が祀られています。

不思議な事に、13時頃から執り行われた即位礼正殿の儀の際には、現地では
直前に雨が上がり、東京上空に美しい虹が出ました。 霊峰富士山は初冠雪。
その周囲を、三重の雲が取り巻くという光景も。

ちなみに、本日の東京の日照時間は約10分間だったそうです。

<ご褒美>と一緒に絵本が返ってまいりました♫

東京展/絵本の部屋に出品させて頂いた絵本が返ってまいりました。
会場にお出掛け下さった皆様、温かいメッセージや会場の写真などご提供下さ
った方へ、あらためましてお礼申し上げます!

可愛らしい封筒に入った素敵な<ご褒美>も頂きました。

DSC_0826.JPG

手作り絵本を作り始めて約20年程になります。
製本はいつも好評なんですが、中身がなかなか追いつかず(笑)。

このM賞を励みに、来年も楽しい絵本が創れたらと思っています。
心から感謝を込めて。

パズル完成♫

手作り絵本『ぼくら、うりうりブラザーズ』の付録。
45ピースのパズルが出来ました。

DSC_0822.JPG

完成すると、こんな感じ。

DSC_0824.JPG

今回はピースの台紙に固い厚紙を使ったので複雑な形を切り抜くのが難しく、
イラストが出来上がる楽しさを感じて頂ければと、四角で統一しました。

現在ちょっと体力不足の状態なのですが、一旦作り始めるとやはり止められ
なくなります。

今夜は早く寝よう(笑)。

災害時の心得

自分自身の状態は自分にしか分からないし、自分の家族の事や住む家の状態も
然り。

家の周囲の土地がどういう所なのかはハザードマップで事前に確認出来るし、
自分が住む地域の自治体は非常時、どんな動きをして地域住民のフォローに当
たるのか、そういう事も事前に広報などで確認しておくものだ。

危険が迫る事が把握出来た段階で、出来るだけ早く避難所へ動く。 そのタイ
ミングも家族の年齢構成や人数によりまちまちだし、自分自身で判断するしか
ない。 細かな事まで何でもかんでも公的機関に頼ろうとするのは、ちょっと
筋が違うと思う。

避難所に出向く際も、食料や身の回りのものは出来るだけ準備していきたい。
好みも必要不可欠な物も、自分にしか分からないから。 それでも足りないも
のが出てきたら避難した先でそれがあれば、感謝と共に提供を受ければ良い。
 
阪神の震災時、電気が通った瞬間、お隣の方から「すぐにご飯炊き!おむすび
作っとき!」と言われた。 ごもっとも。 困った時はお互い様だけれど、危
機管理はまず自分の頭で考えることが大切。 それを、当時学んだ。 自分や
自分の家族を守るのは自分だ、という自覚が大切だと思う。

自助>共助>公助。 先ずは自助が基本。

***

今回の台風19号により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧復興をお祈り致します。

12日、13日は臨時休館です。

東京都美術館
https://www.tobikan.jp

台風19号接近により、12日・13日は臨時休館です。
東京展最終日の14日(14時まで)は通常通り開館とのこと。
お出かけの際はご注意ください。 宜しくお願い致します。

展示中の拙作絵本の写真を頂きました♫

東京展<絵本の部屋>をご見学下さったお友達から、拙作絵本が
展示されている様子を写した写真を頂きました♫
今回は見学出来ないので、とっても嬉しいです♫
どうもありがとうございます〜<(_ _)>。

マーベラス賞を頂けると、こんな風な可愛らしい小さなカードと
一緒に展示して下さいます。

DSC_0114.jpg

拙作は、絵本の部屋の受付を入ってすぐ、正面の棚に置かれてい
たとの事。 ありがたい事です。

DSC_0115.jpg

来年も頑張って作品を出品したいと思います。

***

台風が近づいています。

我が家は昨年夏に今のマンションに転居してきたのですが、台風
の際、ベランダ側のサッシ周りから雨水が侵入して、窓に近い室
内の床が濡れてちょっと慌てました。

いろいろな場所に住みましたがこんな事は初めてだったので、今
回は慌てないように、予め目張りをしておこうと防水テープを買
って来て貼り巡らしました。 これで少しは安心かな。

本当は、地震の時も安心なのでガラス飛散防止フィルムが欲しか
ったのですが、このところテレビで盛んに喧伝されていたせいか
売り切れ。 ワイヤー入りのサッシなので、今回は防水対策のみ。

私の後に立て続けに数人、店員さんに同じものがあるか尋ねてい
て、考える事は皆さん同じなのねとちょっと笑ってしまいました。
落ち着いたらフィルムを買って、貼っておこうと思います。

皆様も、どうぞお気をつけ下さいね。

拙作が<絵本の部屋>のマーベラス賞(M賞)を頂きました。

びっくりです。
本日、手作り感溢れる受賞通知のお葉書を頂きました。
東京展/絵本の部屋にて、拙作『ぼくら、うりうりブラザーズ』がマーベラス
賞(M賞)を頂きました。

DSC_0805.JPG

東京展への参加は今年で4度目。
毎年このM賞を目標に頑張ってきたので、とても嬉しいです。

いつも刺激とアドバイスを頂く、憧れの先輩作家の皆様。
毎年発表の場をご提供下さる童話展委員会の皆様。
切磋琢磨出来るお仲間の存在。
暖かくフォローして下さる日本児童文芸家協会の事務局の方々。
この場をお借りして、御礼申し上げます。

そして今回、慣れない梱包をして自宅から大量の画材や製本資材を送ってくれ
た主人にも大感謝です。


今年は特に製本の出来に満足だったので、現在抗がん剤治療を受けながら療養
中の母に出来立てホヤホヤの絵本を見せながら「出来が良いから来年もこっち
(実家)で作らせてもらおうかしら」と言ったら「どうぞ〜♫」と返ってきま
した。 病人になんちゅーことを(笑)。

でも、母も手作りが趣味のような人なので、こういう事からでも刺激を受けて
気力を取り戻し、また編み物など始めてくれたらなと密かに期待しています。

第45回美術の祭典<東京展>/絵本の部屋に参加します。

今年も、美術の祭典<東京展>の手作り絵本ブース<絵本の部屋>に参加します。

DSC_0803.JPG

今回は、うり坊三兄弟が主人公の『ぼくら、うりうりブラザーズ』(30ページ)を出展しました。
日本児童文芸家協会主催<書きおろし童話展2019>に原画とラフで参加した作品を、絵本に仕立てました。

<表紙>
DSC_0778.JPG

<裏表紙>
DSC_0777.JPG

こちらの画像は、今回の絵本の付録パズルの原画です。 うりうり三兄弟の家の見取り図です。
これを、これから45片程度に切り分けてパズルにする予定です。

DSC_0786.JPG

会期は8日から14日迄です(最終日は14時に終了致します)。
是非ご覧下さいませ。
尚、今作品は、昨年出品した絵本『しんまいおまわりさん ハードとテリーとなぞのぶったい』共々、
後日アップ予定です。

ご無沙汰です。

約4ヶ月半、実家にて家事応援をして昨日帰宅しました。
実家に画材を持ち込み、東京展出展準備も。
新作絵本を無事送り出せました。
私自身は今回見学出来ませんので、ちょっと残念。

盆と正月が一気に

ここへ来て、盆と正月が一気に来たような感じであります……。

ベランダの小鉢の梅は、大きな葉をたくさんつけ、
ゼラニウムは赤、ピンク、薄橙の手毬のような花をつけ、
ミニバラはもう<ミニ>ではないくらい成長して、黄色い花をつけました。

原画製作はボチボチ進んでおります。
原画の彩色はあらかた済んで、今はラフファイル用の表紙に取り掛かっています。

色々、頑張ります。

的を射たお話

5月9日放送のネット番組<虎ノ門ニュース>。
https://tora8.tv/archive/20190509
番組中、流れた動画に、ひと時考えさせられました。(1:35:20辺りから)

ロシアに国土の一部を侵略されたウクライナ出身の男性が、憲法関連の催し物の会場にて実に現実的で的を射たお話をされていたので、全文を書き起こします。
お上手な日本語ですが、若干気になる言い回しもなさっていますので、その辺りは勝手ながら修正しつつ、書かせて頂きます。

なお、講演は実際にはもっと長いものです。
夕刊フジが報じています。
記事の中にURLもありますので、ご興味おありでしたら一度ご覧下さい。

「沖縄は第2のクリミア」ウクライナ留学生が“護憲派”を一刀両断! 「抑止力を無くして平和を得た国はない」 「公開憲法フォーラム」講演に注目集まる
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190510/soc1905100003-n1.html



ご紹介に預かりました、ナザレンコ・アンドリーと申します。
私は5年前、ウクライナから参りまして、おそらく、憲法改正の議論が最も活発にされていた時期を日本で過ごしました。

数年前ロシアに侵略され、一部の領土を奪われ、今なお交戦が続いているせいで毎日毎日新しい犠牲者が出ているウクライナの出身者だからこそ、どうしても、その議論に関心が向きます。

それは、<軍隊を無くして隣国にとって脅威にならなければ攻められない>、と。
<どんな争いでも平和を訴え話し合いさえすれば解決出来る>、と。
そして、<集団的自衛権を認めたら他国の争いに巻き込まれるから危険だ>、と。

では、ウクライナが侵略される前までずっと摂ってきた政策と、比較してみましょう。

1991年、ソ連から独立した時に、ウクライナにはたくさんの核兵器と100万人の軍隊がありました。
しかし、維持費が掛かるし、隣国に警戒されてしまうし、危険なので、ウクライナは全ての核兵器を譲りました。

かわりに、ブダペスト協定書という国際条約を結び、自国の防衛を他国に委ねてしまいました。
そして、100万人の軍隊を20万人に、つまり、5分の1まで軍縮しました。
しかも、大国の対立に巻き込まれないように、NATOのような軍事同盟にも一切加盟しませんでした。

日本共産党の考える平和主義は、まさに、これではないでしょうか。
こんな政策を素晴らしいと考えている方を是非、今、ウクライナの前線に連れて行きたいです。(ご本人苦笑/場内拍手)

戦火で燃え尽きた村の廃墟。
ミサイルが落ちている中で、学校の地下に隠れている子供。
二十歳までさえ生きられなかった戦没者のお墓を見せて、聞きたいです。

「あなたが望んでいる日本の未来は、これなのか?」
「戦争が言葉によって止められるものなら、その言葉を教えて下さいよ」
「安全な日本にいる時だけは戦争の事ばかり話しているのに、どうして実際の戦地に一度も平和の精神とやらを伝えに来た事が無いのですか?」
そう、聞きたいです。
(場内拍手)

一方では、憲法が改正されていない状況を、隣国はどう受け止めるのでしょうか。

<日本人て、武力を持って攻撃したら、いつまでも押し付けられたルールに大人しく従うんだ>。
<日本の領土を奪っても、国民を拉致しても、ミサイルを飛ばしても、国際条約を破っても、何度も領海侵犯しても、全く動こうとしないんだ>、と。
<日本の国会に決断力が無くて、どんな危機に直面しても行動をとらず、中身の薄い議論を続けるばかりなんだ>、と。

こういう風に思われてしまう事こそが、戦争を招かざるを得ない実態だと私は思います。
(場内大きな拍手)

令和と名付けられた新しい時代に、日本はやっと、大和精神に基づく法令によって統治されるようになると信じたいです。
そして、日本は自立し国際社会の対等な一員となる事は、日本のためにも世界のためにもなる筈です。

ご清聴、ありがとうございました。
(場内更に大きな拍手)



海外からいらした方、それも、他国に今まさに母国が侵略されつつある方の、お話でした。

原画製作中

毎年恒例の日本児童文芸家協会主催の『書きおろし童話展』。
今年も参加します。
只今、その準備に追われております。
先ほどペン入れが終わりました。


画像



必要に応じて、ペンの太さを変えながら描き込んでいきます。
次は彩色。
これが一番楽しい時です。

なぜ……?

なぜまたここへ来て、女性宮家だの女系天皇だのという話を公共放送である
NHK含め、マスコミ各社が論じ立てるようになってきたのかが、甚だ疑問だ。

そもそも、皇位継承に関して我々平民が平民の分際で、あれこれ論じる事は
不敬の極みと心得たい。

ましてや、万世一系の意味を知ってか知らずか、皇位継承について男女平等
などという、敢えて言わせていただければ<薄っぺらい>考察を持ち込み、日
本の姿勢を非難する海外メディアは論外であり、我々日本国民に対しても失礼
である。

どこかの反日国が、またぞろロビー活動でもやっているのだろうか。

女<性>天皇と女<系>天皇は、全く違う意味を持つ。

マスコミは意図してかせずか、そこを曖昧にしたまま、皇位継承について、さも
「問題は大きいぞ」とばかりに声を上げているように見える。

2679年の歴史を持つ皇統の、事によっては断絶を意味する女<系>天皇とい
う言葉をなんでもなげに盛んに言い立てるマスコミの様子に、ここ数日閉口し
ている。

天皇陛下の御即位と御譲位(御退位)のあらましをお知りになりたい方のため、
約2年前に発行された一冊の本をご紹介する。

『ひと目でわかる「戦前の昭和天皇と皇室」の真実』(水間政憲・著/PHP研究所)

貴重なお写真がふんだんに掲載されていて、初めて目にするような光景もあり、
眺めているだけでも楽しい。

もしもお読み頂く機会がお出来になったら、この本の7ページをまずご覧頂きたい。

そこには、『昭和22年に「皇籍離脱」された11宮家はすべて「伏見宮邦家親王」
の子孫』という見出しと、『現在、「男系男子」がおられる旧宮家』という小見出し
と共に、系譜が掲載されている。

系譜の詳細な説明は、下記動画を参照されるとさらに理解が深まることだろう。

「明治天皇の玄孫」としてテレビなどでもお馴染みの竹田恒泰氏は、水間氏の説
明によると皇位継承順位は<108位>だそうだ。

つまり、それだけの数以上の皇位継承がお出来になる男系男子が、実際にこの
日本国にご存在する、という事。

【日いづる国より】 水間政憲、皇統を支える120名の男系男子 H29年4月28日
https://www.youtube.com/watch?v=0rH72S1StWE

30歳前後以下の男系男子に関し、「80名以上おられる」という話には驚愕した。

女性宮家だの女系天皇だのと声高に論じ立てているマスコミ各社の様子に、こ
こ数日私が閉口している意味が、お分り頂けると思う。

憲法議論にしろ皇位継承議論にしろ、右だの左だの、保守だの革新だのは関係
ない。

正しい情報を知らされないまま、国民として賛成や反対の意思表示(国民投
票)などとても出来ないという話であり、してはならないとも考える。

そして、この国の政を担う政治家もこういう事実をきちんと学び、我々国民がこの
日本国にとって正しい判断が出来るよう、努めるべきだ。

それにしてもマスコミはなぜ、正しい情報を報じないのだろうか。

令和元年5月1日

皇太子殿下におかれましては本日、第126代天皇陛下に御即位あらせられました。
平成時代の今上陛下におかれましては昨日御譲位あらせられ、上皇陛下となられました。
平成の御代を国民の安寧の祈りと共におられた上皇陛下に謹んで感謝申し上げますと共に、
新天皇陛下御即位に対し、心からお祝い申し上げます。

***

……と、まぁ、堅苦しいご挨拶はこのくらいにしまして。

実は本日5月1日は、31回目の結婚記念日でありました。
昼間から夫とお祝いのお酒を少々……♪

連休中、役所に記帳所が設けられるそうなので、夫と出掛けようと思います。

***

新作絵本の準備、遅々とですが進めています。
2軒の家の間取りを決めないと絵に取り掛かれないので、あれこれ思考錯誤しつつ考えています。

万葉集 巻五 梅花の歌三十二首并せて序

万葉集・全訳注原文付(1~4)/中西進著(講談社文庫)を買いました。

先日は、新元号<令和>の元となった、『梅花の歌三十二首并せて序』の一部分を書きましたが、その続きもまた趣があって大変良いので現代語訳を転記しておきたいと思います。



万葉集 巻五 梅花の歌三十二首并せて序

天平二年正月十三日に、
てんぴょうにねん しょうがつ じゅうさんにちに、

師の老の宅に莱まりて、
そちの おきなの いえに あつまりて、

宴会を申く。 
えんかいを ひらく。 

時に、初春の令月にして、
ときに、しょしゅんの れいげつにして、

気淑く風和らぎ、
き よく かぜ やわらぎ、

梅は鏡前の粉を披き、
うめは きょうぜんの こを ひらき、

蘭は珮後の香を薫らす。
らんは はいごの こうを かおらす。

加之、曙の峯に雲移り、
しかのみにあらず、あけぼのの みねに くもうつり、

松は羅を掛けて蓋を傾け、
まつは うすものを かけて きぬがさを かたむけ、

夕の岫に霧結び、
ゆうの くきに きりむすび、

鳥は◎に封めらえて林に迷う。(◎=穀の禾が系)
とりは うすものに こめらえて はやしに まとう。

庭には新蝶舞い、
にわには しんちょう まい、

空には故雁帰る。
そらには こがん かえる。

ここに天を蓋とし、
ここに てんを きぬがさとし、

地を座とし、
ちを しきいとし、

膝を促け觴を飛ばす。
ひざを ちかづけ さかずきを とばす。

言を一室の裏に忘れ、
ことを いっしつの うちに わすれ、

衿を煙霧の外に開く。
えりを えんかの そとに ひらく。

淡然と自ら放にし、
たんぜんと みずから ほしきままにし、

快然と自ら足る。
かいぜんと みずから たる。

若し翰苑にあらずは、
もし かんえんに あらずは、

何を以ちてか情を◎べん。(◎=手偏に慮)
なにを もちてか こころを のべん。

詩に落梅の篇を紀す。
しに らくばいの へんを しるす。

古と今とそれ何ぞ異ならん。
いにしえと いまと それ なんぞ ことならん。

宜しく園の梅を賦して聊かに短詠を成すべし。
よろしく えんの うめを ふして いささかに たんえいを なすべし。 



天平二年正月十三日に、長官の旅人宅に集まって宴会を開いた。
時あたかも新春の好き月、空気は美しく風はやわらかに、梅は美女の鏡の前に装う白粉のごとく白く咲き、蘭は身を飾った香の如きかおりをただよわせている。
のみならず、あけ方の山頂には雲が動き、松は薄絹のような雲をかずいてきぬがさを傾ける風情を示し、山のくぼみには雲がわだかまって、鳥は薄霧にこめられては林にまよい鳴いている。
庭には新たに蝶の姿を見かけ、空には年をこした雁が飛び去ろうとしている。
ここに天をきぬがさとし地を座として、人々は膝を近づけて酒杯をくみかわしている。
すでに一座はことばをかけあう必要もなく睦(むつ)み、大自然に向かって胸襟を開きあっている。
淡々とそれぞれが心のおもむくままに振舞い、快くおのおのがみち足りている。
この心中を、筆にするのでなければ、どうしていい現わしえよう。
中国でも多く落梅の詩篇がある。
古今異るはずとてなく、よろしく庭の梅をよんで、いささかの歌を作ろうではないか。

※中西進著『万葉集 全訳注原文付(1)』から引用